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2024, 8/31   URABE MASAYOSHI & NANBU TERUHISA Solos & Duo Live

 

昨年末以来久しぶりの、二人の Solos & Duoライブ。

ちょうど自分の個展の会期中だったので、開演ギリギリの時間にライブハウスに到着。

ウラベさんの格好を見て、えっ...? ライブの時はいつも黒っぽい服なのに。

大きなクワガタをのっけた麦わら帽子。赤いTシャツにサスペンダーをつけたズボン。

年齢不詳の童話の主人公が、ひょっこりと現世に現れたかのような出立ち。

今夜は何をやらかすのか。。。

最初、南部輝久ソロ。空気がどんどん張り詰めて、そして澄んでいく。凄い時間だった。

そして浦邊雅祥ソロ。

南部さんのジャンベを小さく叩く真似から始まった。太鼓の皮に手は触れず、音はださない。

小さな男の子の、音を出すことへの憧れや衝動。

無音のうちにも、彼の心の中が伝わってくるような。

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ジャンベからはなれて、やっと声を発した、、としばらく聞いてるうち、彼はトムソーヤなんだと気づく。

いいかハック、冒険するにはルールってぇものがあるんよ、と姿の見えない相棒に一生懸命話しかけている。

ひとり掛け合い漫才のような喋りを続けながら、時々麦わら帽を被り直す。

....と、おでこには、真っ赤なヘアバンドが巻かれている。

冒険をめぐる約束ごとを話しながら、少年だった表情が少しずつ険しく、大人になっていく。

「いいか、誓いの言葉はこうだ」宙に指で文字を書いた。何と書かれたのか判読できない。

でも、歯の間からキツく漏れ出したような息の音、それは”血”だとわかった。

麦わら帽は外されて、真っ赤なヘアバンドの大人になったトムが、サックスを構えて息をしていた。

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そこからのサックス・ソロは、武器を手に遠い地へ出掛けていった男のブルースのようにも思えた。

冒頭、無心に太鼓を叩いていた男の子も、まだ何処かに潜んでいるだろうか。

途中から南部さんが加わって、彼はサックスからピアニカに持ち替えて、デュオになる。

二人はただ一緒にいるだけでも、絵になるというか、すごいドラマティック。

ピアニカとジャンベのデュオは、もうこのままずぅっと聴いていたいほど素敵だった。。。

トムとハックのadventureは大人になっても、永遠に続く。    (文:石田百合 / 写真:金子裕信)

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2023, 9/29 URABE MASAYOSHI SOLO @FEICHUAN LIVE ART FES (武漢、中国)

 

口の中の鈴が転がる音、やがて息遣いになる。

息遣いとサックスの音が徐々に混ざり合いはじめた時、客席で号泣した若い男性。

緊張感が一気に高まったまま、一時間のライブ。終盤、会場から外へ出て広場で演奏を続けた。

集まったのは20〜30代の若者が多く、フェスで滞在していた5日間、彼はたくさんの人から声をかけられ人気者だった。

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